▼ 多汗症、精神性発汗について
多汗症という症状がありますが、どのような症状かご存知でしょうか。
多汗症は、エクリン腺という汗腺の中にある腺から、通常以上の汗を出してしまう症状、病気、体質のことを言います。
多汗症には二つの種類があり、一つは全身から汗をかいてしまう全身性多汗症、もう一つは顔、頭部、手のひら、脇のように局所的に汗をかいてしまう局所性多汗症があります。
人間は誰しも汗をかきますので、自分が今出している汗が正常な汗なのか、多汗症の汗なのかを見極めることは困難ではないかと思います。
どういう状態の人が多汗症かと言われれば、それも個人差があるのでなんとも言えません。
手のひらだと、ちょっと汗ばむ程度から、したたり落ちるくらいに汗をかく程度まで様々ではないかと思います。
多汗症の人が汗をかく場所は、顔全体、頭部、手のひら、足の裏、脇などが挙げられます。
多汗症になる原因は、ストレス、不安、緊張などの精神的なものであったり、食生活、遺伝、肥満、病気、ホルモンバランスの偏りなどであったりします。
ストレス、不安、緊張などが原因で汗をかくことを、精神性発汗と言っています。
ストレスを感じると自立神経のバランスが偏ってしまい、交感神経が優位になって汗をかきます。
交感神経と副交感神経は、通常バランスを保っているのですが、自律神経に何か影響があると偏ってしまうので、自律神経を整える必要があります。
自律神経を整えるには、リラックスできる生活環境を作っていかなければならないと思います。
しかし、現代社会ではストレスをなくす生活をすることは難しいので、溜まったストレスを発散する必要があります。
ストレス発散には、スポーツやカラオケ、アロマテラピーなどを心がけると良いと思います。
汗をかいてしまうと嫌だな、という感情が皆さんあるのではないでしょうか。
私も汗をかくと臭いが気になったりして、嫌だなと思ってしまいます。
自律神経は自分でコントロールできないものなので、汗をかいてはいけない、汗をかきたくないと思えば思うほどストレスや緊張を感じてしまいます。
その結果、余計に汗をかいてしまうのです。
精神性発汗は、気にしすぎることや、考えすぎることが原因で起こることが多いようです。
汗をかいてしまったけど仕方がない、というように開き直ることが大切ではないかと思います。
多汗症は、世間にまだあまり知られておらず、他人からしてみれば、ただの汗っかきにしか見えないかもしれません。
しかし、本人はかなり悩んでいることが多いのです。